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史上最高額は誰だ?中国リーグ有名選手移籍金TOP20|規格外の移籍金ランキング

ツバサ

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中国超級リーグ移籍金ランキングTOP20

2010年代、中国超級リーグは潤沢な資金力をバックに、数々の有名選手を獲得してきた。

欧州トップクラブで活躍する現役バリバリの有名選手を次々に獲得するなど、欧州サッカー市場を脅かす存在として注目を集めた。

今回の記事では、中国超級リーグの移籍金TOP20位をランキング形式で紹介する。

20位:Yuhao Zhao(河北華夏)|移籍金:約1780万ユーロ

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堅実な守備と読みの鋭さを兼ね備えた、元中国代表のセンターバック。ボランチや右サイドバックでのプレーも可能だ。

広州恒大河北華夏幸福で安定したプレーを披露し、国内リーグでの経験を通じて国内屈指のディフェンダーとして成長。

空中戦や1対1の守備で信頼性が高く、セットプレー対応やビルドアップでも貢献できる。

一方で、不可解なのは2017年6月19日には市場価値が325k€まで急騰したのち、それを境に市場価値を急速に落としている点である

詳細な情報が公開されておらず不明だが、何がきっかけで急騰し、何が原因で低下したのだろうか

19位:ジェルビーニョ(河北華夏幸福)|移籍金:約1800万ユーロ

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爆発的なスピードと切れ味鋭いドリブル突破を誇る、元コートジボワール代表のウイング。

ASローマでは決定力と切れ味あるサイド突破で注目を集め、欧州屈指のサイドアタッカーとして高く評価された。

016年に河北華夏幸福へ移籍。主力としての活躍が期待されたが、期待外れに終わった。

度重なる負傷による離脱の影響もあり、3年間の在籍で公式戦29試合4得点9アシストに留まった。

ASローマ時代のパフォーマンスを考えれば、あまりにも平凡すぎるスタッツだ。

素行面の問題も指摘され、相手選手の股間を踏みつける悪質な行為で一発退場になったこともあった。

18位:アレッシャンドロ・パト(天津権建)|移籍金:約1800万ユーロ

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俊敏なドリブルと裏抜けのスピードを武器とする、元ブラジル代表の神童ストライカー。若くして欧州トップクラブで注目を浴びた選手。

ACミランでは2007-08シーズンにセリエA得点王争いに絡む活躍を見せ、UEFAチャンピオンズリーグでもゴールを記録した。

2017年に天津権建へ移籍すると、高速カウンターや個人技によるドリブル突破で前線の起点となり、得点力とスピードを武器に中国スーパーリーグで存在感を示した。

公式戦60試合36得点8アシストを記録し、素晴らしい活躍を見せた。

2019年3月、かねてよりクラブへの不満を抱いていたこともあり、契約解除によるクラブ退団が決まった。

17位:サロモン・ロンドン(大連一方)|移籍金:約1827万ユーロ

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元ベネズエラ代表FW。屈強なフィジカルとポストプレーを武器とする典型的なターゲットマンである。

スペインのマラガCFで欧州主要リーグに進出すると、ロシアのFCゼニト・サンクトペテルブルク、イングランドのウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCなどでプレー。

特にウェスト・ブロムウィッチ・アルビオンFCでは、最前線で身体を張るポストワークと空中戦の強さを活かし、堅守速攻システムを採用するチームにおける前線のターゲットとして機能した。

恩師として尊敬するラファエル・ベニテス監督の誘いを受けて、2019年に中国スーパーリーグの大連一方へ移籍。

公式戦28試合14得点7アシストを記録したものの、大きなインパクトは残せなかった。

16位:エウケソン(広州恒大)|移籍金:約1850万ユーロ

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中国リーグを代表する外国人選手の一人。広州恒大では圧倒的な得点力を発揮し、AFCチャンピオンズリーグ優勝にも貢献した。

2019年には中国へ帰化し中国代表としてもプレー。

スピードを活かした裏抜けと高い決定力を武器に、中国スーパーリーグでは歴代屈指の外国人ストライカーとして評価されている。

中国スーパリーグでは3クラブでプレー経験があり、3クラブ通算で公式戦316試合168得点70アシストという脅威的なスタッツを残している。

2025年4月、35歳の年齢で現役引退を決めた。

15位:タリスカ(広州恒大)|移籍金:約1920万ユーロ

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左足の強烈なシュートと得点能力を備えた、ブラジル出身の攻撃的ミッドフィルダー。

SLベンフィカでは若くして主力として活躍し、ポルトガルリーグ優勝に貢献。

その後、広州恒大に加入すると、セカンドトップやトップ下として得点を量産。65試合39得点13アシストという脅威的なスタッツを記録した。

ミドルシュートやセットプレーで決定的な仕事を果たす攻撃的MFとして、中国リーグ屈指の反則級外国人助っ人として高く評価された。

現在はトルコの強豪クラブ、フェネルバフチェSKに所属している。

相変わらず攻撃センスは健在で、トルコリーグで通算60試合33得点6アシストを記録している。

14位:アクセル・ヴィツェル(天津権健)|移籍金:約2000万ユーロ

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ゲームメイク能力と強靭なフィジカルを活かした対人守備を持ち味とする、元ベルギー代表ボランチ。

ゼニト・サンクトペテルブルクではリーグ優勝やカップ優勝に貢献し、欧州でもトップレベルの守備的MFとして評価された。

2017年に天津権健へ移籍。47試合6得点4アシストを記録した。数字だけでは測れない絶対的存在感を放ち、中盤の底から攻守両面でチームを支え続けた。

その後はボルシア・ドルトムントへ移籍し再び欧州トップの舞台に返り咲いた。ドルトムントの後には、アトレティコ・マドリードでもレギュラーとして活躍した。

37歳となった現在も衰えを感じさせず、スペイン1部のジローナFCでレギュラーとして活躍中だ。

13位:マレク・ハムシク(大連一方)|移籍金:約2000万ユーロ

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ゲームメイク、精度の高いスルーパスやミドルシュートを武器とする、元スロバキア代表の攻撃的ミッドフィルダー。

長年所属したSSCナポリではキャプテンとして活躍し、クラブ歴代最多得点記録を更新するなどレジェンド的存在となった。

2019年、ナポリファンから惜しまれつつも大連一方へ移籍。

公式戦45試合5得点とまずまずの記録を残したが、ナポリ時代と比べるとかなり物足りないパフォーマンスだった。

2022-2023シーズンをもって現役を引退した。

12位:Chengdong Zhang(河北華夏)|移籍金:約2044万ユーロ

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豊富な運動量と守備強度を誇る元中国代表のサイドプレーヤー。

もともとFWの選手だったが、欧州から帰国後に加入した河北華夏幸福では右サイドバックと右サイドハーフを務めるように。

ちなみに、中国人選手では珍しく欧州志向が強い選手である。

過去にCDマフラ(ポルトガル2部)、ウニオン・レイリア(ポルトガル1部)、ブラウンシュヴァイク(ドイツ2部)、ラージョ・バジェカーノ(スペイン1部)でのプレー経験がある。

中国人選手にとって欧州移籍のパイオニア的存在でもあり、ポルトガル1部とスペイン1部で中国人選手として初出場した記録を持つ。

帰国後は河北華夏幸福などで主力として活躍し、中国代表でも右サイドの主力として定着。

上下動を繰り返すオーバーラップと粘り強い対人守備を武器に、攻守両面でチームを支えるサイドバックとして中国国内で高く評価されている。

11位:オディオン・イガーロ(長春亜泰)|移籍金:約2330万ユーロ

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ボックス内での決定力と裏抜けを武器とする、元ナイジェリア代表のセンターフォワード。

2015-16シーズンのプレミアリーグでは、昇格一年目のワトフォードFCで15得点を記録する活躍を見せた。

2017年に長春亜泰へ移籍すると、中国スーパーリーグでもエースとして得点を量産。55試合36得点という脅威的なペースで得点を量産した。

2020-2021シーズンにはプレミアリーグの強豪、マンチェスター・ユナイテッドFCへ期限付き移籍。レギュラー確保には至らなかったが、貴重なバックアッパーとしてチームを支えた。

36歳となった現在は無所属となっている。

10位:マルコ・アルナトゥビッチ(上海上港)|移籍金:約2500万ユーロ

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強烈なフィジカルと高身長ながら足元が柔らかい、オーストリア代表のフォワード。

ウェストハム・ユナイテッドFCではエースストライカーとしてコンスタントにリーグ二桁得点をマークし、プレミアリーグでも高い評価を得た。

長身ながら柔らかいボール捌きが出来るため、ズラタン・イブラヒモビッチに例えられることも多い。

2019年に上海上港へ移籍。公式戦39試合20得点を記録し、高い得点率を見せつけた。

在籍期間こそ短かったが、その得点能力の高さで格の違いを見せつけた。

現在はセルビア1部の強豪、レッドスター・ベオグラードに所属している。

9位:ラミレス(江蘇蘇寧)|移籍金:約2800万ユーロ

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中盤でのボール奪取やダイナミックな攻撃参加を武器とする、元ブラジル代表のダイナモ。

ブラジル代表として2度にわたりW杯へ出場した実績を持つ。

チェルシーFCでは主軸として2011-12シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ優勝に貢献。FCバルセロナ戦で決めたループシュートは名場面として知られる。

2016年に江蘇蘇寧へ移籍。江蘇蘇寧では、公式戦73試合17得点を記録し、及第点以上の働きを見せた。

2022年9月に、自身のSNSで現役引退を発表した。

8位:アンソニー・モデスト(天津権健)|移籍金:約2900万ユーロ

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屈強なフィジカルを活かした空中戦とポストプレーが得意な、フランス人ストライカー。

1.FCケルンでは2016-17シーズンにブンデスリーガ25得点を記録し、リーグ得点ランキング2位に入る活躍を見せた。

1.FCケルンでは元日本代表FW大迫勇也と2トップでコンビを組んでいた。大迫と阿吽の呼吸を見せ、リーグ屈指の2トップとして得点を量産した。

そして、2017年に天津権建へ移籍。29試合16得点というまずまずの結果は残したが、本人が退団を望んだことにより、2018年11月17日に1.FCケルンに復帰した。

噂によれば、クラブからの給与未払いが原因だったそうだ。クラブに不信感を抱いたモデストは、FIFAにクラブを提訴して、練習を無断欠勤するなどの対応を取ったそう。

家族を欧州に残して単身赴任であったことも悩みの種だったと本人は語った。

7位:ヤニック・カラスコ(大連一方)|移籍金:約3000万ユーロ

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ドリブル突破とスピードを武器とする、ベルギー代表のサイドアタッカー。

ASモナコで頭角を現し、2015年にアトレティコ・マドリードへ移籍。

2015-16シーズンのUEFAチャンピオンズリーグ決勝ではゴールを決めるなどセンセーショナルな活躍でワールドクラスの仲間入りを果たした。

2018年に大連一方へ移籍すると、左ウイングとして個人技を活かした突破とカットインシュートで攻撃を牽引。52試合24得点17アシストという圧倒的な成績を残した。

32歳となった現在はサウジアラビアの強豪、アル・シャバブ・リヤドに所属。背番号10を背負い、22試合15得点6アシストという圧倒的な記録を叩き出している。

年齢を重ねてさらに凄みが増しており、今でも欧州クラブからの関心は尽きない。最近だと、セリエAのASローマやナポリが関心を寄せているとの噂もある。

6位:セドリック・バカンプ(北京国安)|移籍金:約4000万ユーロ

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爆発的スピードと鋭い裏抜けを武器とする、コンゴ民主共和国代表のストライカー。

ビジャレアルCFでは堅守速攻システムの中で攻撃を牽引し、ラ・リーガやUEFAヨーロッパリーグで得点を量産。

2018年に約4000万ユーロという巨額の移籍金で北京国安へ加入した。

中国リーグでもエースストライカーとして得点を量産。87試合58得点21アシストという圧倒的な記録を叩き出した。

巨額の移籍金に見合う圧倒的な活躍で現地ファンを納得させた。

34歳の現在は、ラ・リーガのレアル・ベティスに所属している。ラ・リーガで14試合3得点とまずまずの活躍を見せている。

5位:ジャクソン・マルティネス(広州恒大)|移籍金:約4200万ユーロ

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類まれなる得点能力と超人的な身体能力を誇る、元コロンビア代表の怪物ストライカー。

FCポルトでは3シーズン連続(2012–13、2013–14、2014–15)でプリメイラ・リーガ得点王に輝き、欧州屈指のストライカーとして評価を確立した。

その後アトレティコ・マドリードを経て2016年に広州恒大へ移籍。

空中戦やボックス内での決定力を期待されたが、負傷の影響もあり本来のパフォーマンスを発揮できず、2年間の在籍で16試合4得点と不完全燃焼だった。

4位:パウリーニョ(広州恒大)|移籍金:約4200万ユーロ

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強度の高い守備と圧倒的な攻撃センスを武器に活躍した、元ブラジル代表のボランチ。攻守にダイナミックに動き回る姿が特徴的だ。

トッテナム・ホットスパーFCで主力として活躍したのち、2015年に広州恒大へ移籍。中盤からのダイナミックな攻撃参加とMF離れした得点力を武器に主力として活躍。

広州恒大では通算176試合に出場し、75得点29アシストを記録した。MFながら恐るべき得点能力を発揮した。

2017年には約52億円の移籍金で世界的ビッグクラブであるFCバルセロナへ移籍。中国リーグでも価値を落とすことなく、それどころか欧州ビッグクラブへ高値でステップアップした非常に珍しい事例だった。

バルセロナでは1年間の在籍だったが、ラ・リーガで34試合9得点という極めて印象的な活躍を見せた。

3位:アレックス・テイシェイラ(江蘇蘇寧)|移籍金:約5000万ユーロ

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爆発的なスピードと圧倒的な得点能力を兼ね備えた、ブラジル人のシャドーストライカー。

ウクライナの名門、シャフタール・ドネツクでは2015-16シーズンに公式戦26得点を記録し、欧州屈指の攻撃的MFに名乗りを上げた。

2016年、約5000万ユーロで江蘇蘇寧へ移籍。ちなみに、当時リヴァプールも獲得に動いていたそうだが、シャフタールが求める移籍金を払えず破談になった。

中国リーグでは、トップ下やセカンドトップとしてプレーし、鋭いドリブルと裏への抜け出しで得点を量産。

5年間の在籍で、153試合73得点43アシストという期待された通りの結果を残した。2020年にはクラブを中国スーパーリーグ初優勝へ導き、攻撃の核として重要な役割を果たした。

36歳の現在も引き続き現役でプレーしており、ギリシャリーグ1部のパンセライコスFCに在籍している。

2位:フッキ(上海上港)|移籍金:約5600万ユーロ

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圧倒的なフィジカルとまともに喰らえば殺人級の左足のシュートが武器の元ブラジル代表のフォワード。

180cm・95kgの体格を誇る人間ブルドーザー。

Jリーグでのプレー経験もあり、東京ヴェルディ在籍の2007年にはJ2で42試合37得点を記録する無双っぷりを披露した。

Jリーグでの実績を引っ提げて加入したFCポルトでは、2010-11シーズンにリーグ得点王を獲得し、UEFAヨーロッパリーグ優勝にも大きく貢献した。

その後、ロシア1部のゼニト・サンクトペテルブルクでもエースとして得点を量産し、2016年に約5600万ユーロで上海上港へ移籍。

主に右ウイングやセカンドトップとしてプレーし、強引なドリブル突破と破壊力抜群のミドルシュートで145試合76得点54アシストを記録した。

2018年にはクラブ史上初の中国スーパーリーグ優勝に貢献した。中国スーパリーグの歴史に残る最も偉大な外国人選手の1人である。

1位:オスカル(上海海港)|移籍金:約6000万ユーロ

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卓越した技術と天才的なチャンスメイク能力を誇る元ブラジル代表の攻撃的ミッドフィルダー。

プレミアリーグの強豪、チェルシーFCでは若くしてレギュラーに定着し、2012-2013シーズンにUEFAヨーロッパリーグ制覇を経験。2014-15シーズンのプレミアリーグ優勝も経験した。欧州トップレベルの舞台で輝かしい実績を残した。

そして2017年、約6000万ユーロという当時アジア史上最高額の移籍金上海上港へ加入。

通算8年間の在籍で、公式戦248試合77得点141アシストを記録した。

超反則級の外国人助っ人として、中国スーパリーグの歴史に名を刻んだ。ちなみに、8年間の在籍期間で、推定300億円以上のお金を稼いだそうだ。

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